みなさん、お疲れ様です!みにゃまま(@mamaikuji124)です。
先日、1歳の息子がお風呂場で浴槽に浮かぶおもちゃを取ろうとして手を伸ばした際に、頭から湯舟に落下しそうになりました。
正直一瞬の出来事で、頭の中が真っ白に、、。
そこで思い出したのが、救命救助で教わった「二次溺水」という言葉。
みなさんは、「二次溺水」という言葉をご存知ですか?
意外と知らない方も多いのではないでしょうか。
今回は、とっても恐ろしい「二次溺水」と、乳幼児にとっての水の恐ろしさ、溺れてしまった際の対処法についてお伝えしたいと思います。
子育て中のパパさんママさんにはぜひ、頭の片隅に置いておいてほしいです。
浅いから大丈夫?
「これくらいの水深なら大丈夫でしょ!」と思ったことはありませんか?
乳幼児さんは、指先から第一関節ほどの水深でも溺れてしまう事があるといわれています。
プール遊びや海水浴などはもちろん、お風呂場や、水たまりにも注意が必要なのです。
水の近くで遊ぶ際には、必ず近くに大人がついてあげてくださいね。
イメージとの違い
みなさんは、溺れている人がいると聞くと、どのような光景を想像しますか?
イメージでは手足を動かして水しぶきがあがる感じがしますよね。
しかし、実際は音もなく静かに溺れてしまうんだそうです。
泳ぎのスキルが皆無な私は体育の授業で背泳ぎをしようとしたときに、水中でパニックになったことがあります。そしてどちらが水面なのかすら分からなくなりました。
必死にもがいても、他の人には全く伝わっていませんでした。
小さいお子さんは浮き輪からすり抜けてしまう可能性もあるので、浮き輪があっても注意が必要です。
二次溺水ってなんなの?
溺れた、または溺れかけた際、救出された時には症状がなく元気に見えても、その数時間後、数日後に肺に水が入り込んだことにより呼吸困難などの症状が現れることがあり、死亡に至ってしまうケースもあります。
これが、二次溺水です。
発症は稀だとも言われているそうですが、注意が必要ですよね。
溺れた後、何事もなかったかのような元気な姿を見ると安心してしまいますよね。私もおそらく安心してしまうと思います。
ですが、二次溺水の恐ろしいところは、発症が遅いということです。
救出された直後が元気でも、その日は隣で眠るなど、しばらくの間はお子さんの様子をしっかりと見ていてあげてください。
心配な場合は受診して肺の音を聞いてもらってくださいね。
咳き込みや痰、顔色が悪い、嘔吐がある、呼吸の乱れが見られる時には必ず、すぐにお医者さんに診てもらうようにしてください。
対処の仕方
溺れてしまった、溺れかけた子どもを救出した際に、呼びかけをして意識があるか確認します。この時に、むやみに体を揺らさないようにしてください。
肩をたたきながら声をかけることが多いと思いますが、乳児さんの場合は足の裏を叩きながら呼びかけるのも、効果的ですよ。
反応がなければ、胸骨圧迫、人工呼吸をおこないます。
乳児さんの場合は人差し指と中指または、中指と薬指の2本の指で行います。肘をしっかり伸ばしてくださいね。
意識を取り戻したら、身体が冷えて体力を奪われないようタオルで体を包んであげてください。
意識がある場合は、身体を拭きタオルなどで身体を包み、回復体位(横向きで寝かせ、下にある腕と膝はまっすぐ伸ばし、上にある腕と膝を軽くまげる。呼吸がしやすいように顎は少し上を向けした体勢)をとります。
この回復体位は熱中症の際などにも用いられます。
焦らずに落ち着いてくださいね。周りに人がいる場合は状況や、お子さんの様子などの記録をお願いしましょう。
我が家の対策
湯舟に蓋をしない派なので、ずっとしまい込んでいたのですが今回の件で出してきました。
湯舟には常に蓋をし、のぞき込みでの転落を防ぐように改善しました。
また、湯舟の中で足を滑らせないように、浴槽内に敷くことが出来るすべり止めの購入もしました。
息子がまだ1歳なのでほとんど私の膝上で入浴していますが、滑りにくく私自身が助かっています。
妊娠中など、入浴剤を使用すると滑りやすくなって怖かったので、もっと早く出会いたかったです。
まとめ
今回は水の事故についてお話をさせていただきました。
ついつい、安全対策してるし大丈夫だろう。我が家に限ってそんなこと、、、と思ってしまっていた自分にとって、冒頭でお伝えした息子の一件は改めて、日常生活に潜む危険について考えさせられる出来事でした。
今回は保専や保育士救命救助訓練で学んだ知識をお伝えしましたが、いざというときに行動に移せるように、知識や対処法をしっかり学びなおしておきたいですね。
みなさんとお子さんが今日も笑顔で過ごせますように♬
コメント